エンジニアのための技術講座

プレス金型講座

掲載日:2000年09月26日

カテゴリ : 絞り・成形加工

第11回 円筒絞りのパンチR、ダイR

 絞りのパンチRとダイRは、小さいと割れの原因となり、大きすぎるとしわの原因となります。
 パンチR、ダイRの決め方は、絞り工程数が決まった後になります。何回で絞るかの絞り工程はパンチ寸法で決めます。ダイ寸法はクリアランスを決めることで自動的に決まってきます。その後にパンチR、ダイRを決めます。

 パンチRから決めていきます。決め方は最終工程から第1絞りに向かって決めていきます。
 決め方を【図1】に示します。
・(1)は最終工程、(2)は最終工程の1つ前の工程
・(3)工程では、S寸法の1/3〜1/4外にRの中心をずらすように設計します。
・(n)は第1絞りです。(3)から第1絞りの間の中間工程は(3)のRの決め方と同じ方法で決めます。
・第1絞りのパンチRはパンチ直径(dn)の1/3以下、かつ絞り材料板厚の4倍〜20倍の間にあることが必要です。
図1

 ダイRは第1絞りのパンチRを参考にして決めます。
 第1絞りのダイRは第1絞りのパンチRと同じか、少し大きくします。Rの大きさはパンチR同様に材料板厚の4倍〜20倍の間に入っていることが必要です。第2絞り以降は第1絞りのRより、少しずつ(0〜30%位の間で)小さくしていきます。
 パンチR、ダイRを決めた後に、相互の関係を確認する必要があります。その内容を【図2】に示します。

図2



Mold EX-Press【モールド・エキスプレス】

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