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プレス金型講座

掲載日:2002年09月03日

カテゴリ : 金型設計

第103回 標準部品の使い方(その24)ストリッパガイド(3):ストリッパガイドポストの形と特徴

 ストリッパガイドポストはいくつかの形があります。【図1】は基本と言えるヘッド付き(つば付き)タイプのものです。ポストの基本形といえます。

図1

 プレートにポストを圧入することで、位置と垂直を保ちます。つば部で抜け止めをします。つば部はプレートの座ぐり穴に沈みますが、ポストの端面とプレート面が同一面であることが理想です。しかし、実際は多少凹んでいることあが多いように思います。この凹みが大きくなると、ポストが上下方向に動き、垂直度を悪くします。ときにはつば部の破損をまねくことがあります。

 【図2】はストレートタイプと呼ばれるものです。

図2

 抜け止めはねじを用います。ポストはつば付きのものと同様に、圧入によって垂直と位置を保ちます。圧入した状態で、図に示すようにボルトで固定して、脱落防止をはかります。このとき、ポストの圧入部分とポスト端面が直角でないと、ボルトでポストを引っ張った時にポストを傾かせる力が働き、ポストの垂直を狂わせる原因となることがあります。

 【図3】は着脱式のものです。

図3

 ポストの位置は圧入部分で保ちます。垂直はフランジ部分で保ちます。上記2タイプと機能が少し異なります。そのために、圧入部分は短くてもよいのです。ポストの抜け止めはボルトで行います。金型のメンテナンスの時にポストを着脱して作業を行いやすくする、またはポストの磨耗交換を容易にするなどの目的が、着脱式にはあります。着脱を容易にするため、圧入は軽圧入にするのが普通です。

 これらのポストはパンチプレートに固定され、ストリッパプレート、ダイプレートにはブシュが入れられる形が普通ですが、最近ではポストをストリッパプレートに固定し、パンチプレートおよびダイプレートにブシュを入れる形もでてきました。



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