エンジニアのための技術講座

プレス金型講座

掲載日:2005年11月11日

カテゴリ : 曲げ加工

第237回 プレス金型の設計 曲げを含む順送り金型の設計(その10) Z曲げの工程設計

 Z曲げは曲げ加工の中で少し特殊な存在です。【図1】のような形状を指します。ここでH寸法が被加工材板厚の5倍以下ですと、Z形状を1回で作ることが可能です。ただし、曲げ半径1、2が小さいときや、曲げ線が被加工材の圧延方向と平行な場合では、H寸法が5倍以下でも割れが発生することはあります。

図1

 H寸法が板厚の5倍以上になると、2工程曲げとなります。【図2】が標準的な曲げ方法です。1曲げで上方向にL曲げします。2曲げでは下方向にL曲げを行いZ形状を完成させます。

図2

 【図3】はV形状パンチで1曲げをします。このとき、1曲げ部分を完成させます。2曲げ予備部はK度で曲げますが、おおよそ45度(135度)を中心に考えますが、1曲げとの関係でK度を調節します。2曲げは予備曲げ部を更に曲げて形状を完成させます。

図3

 1工程曲げで加工するときと、2工程曲げで加工するときでは曲げの展開方法が違いますから、加工工程を決めてから展開計算をします。



Mold EX-Press【モールド・エキスプレス】

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