エンジニアのための技術講座

プレス金型講座

掲載日:2006年11月10日

カテゴリ : 金型設計

第285回 プレス金型構造設計の基礎 その1:ねじの使い方−1

 金型を構成する多くの部品はねじで締結され、構造が作られています。しかし、身近すぎるねじの使い方は意外と惑わせるものがあります。ここでは、プレートの厚さからのねじサイズの選択と端面からの寸法について解説します。
 ボルトの締め付け力やトルクについては、ミスミ「プレス金型用標準部品」カタログの付録「技術データ」に掲載されていますから参考にして下さい。

 ここでのねじは、六角穴付きボルトを想定しています。
 【図1】はプレートの厚さとねじの関係を示したものです。一般的にプレートの厚さと面積には相対的な関係があり、厚さに対して極端に大きな面積のプレートは使用しないだろうとの想定にたっています。

図1

 【図2】、【図3】は、ねじサイズを基準に、プレートまたはブロック端面からの寸法を示したものです。材質は、焼き入れされていない鋼と考えて下さい。材質が鋳鉄のようにもろいものや焼き入れされた鋼は割れやすいことから、この数値より大きめの数値とした方がよいです。

図2

図3

 強度的な問題がなく、入れ子部品の浮き上がり防止等に使うねじで、入れ子のサイズをできるだけ小さくしたいときには、端面からの寸法をねじ径と同じに取ることがあります。この数値がねじ配置の最小値でしょう。ここでの想定されるねじサイズはM6程度までです。
 一般の金型では、M3のねじは強度的な問題からできるだけ使用しないようにします。



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