エンジニアのための技術講座

プレス金型講座

掲載日:2007年04月13日

カテゴリ : 金型設計

第305回 金型構造に使われる機構 その6:レバー等を利用した運動方向の変換

 プレス加工では、プレス機械スライドの上下運動だけでは製品加工が難しいことがあります。このようなときには上下運動を方向変換して利用することになります。その代表的な方法がカム機構ですが、その他にもいくつかの方法があります。

 【図1】はレバーを利用した方向変換です。レバーに溝を設けて、その溝を案内として駆動軸、従動軸が動くようになっている機構です。このようにすることで戻しばねが一つでも動くようになります。戻し機構に工夫を加えれば、レバーに溝は必要なく、単に駆動軸でレバーを押せば従動軸も同様に動くようになります。駆動、従動のレバーの長さを変えることで運動量の拡大、縮小もできます。

305_1.gif

 【図2】は、ピンと傾きを持った溝(または穴)を利用しての方向変換の方法です。大きな変化を作ることは難しいかも知れませんが、小さなスペースで実行できることが特徴といえるでしょう。溝の加工をNC加工で行えば、複雑な溝加工ができ、変換される運動に変化をつけることができます。

305_2.gif



Mold EX-Press【モールド・エキスプレス】

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