エンジニアのための技術講座

プレス金型講座

掲載日:2007年10月26日

カテゴリ : 用語

第331回 用語とその周辺 その9:安全金型

 安全金型(【図1】参照)とは、人が作業するときに身体の一部(主に指先)が危険領域(パンチとダイの間)に入り込まないように、手や指の入りそうな部分のすきま(AやB)が8mm以下の状態に作られた金型を言います。最近では女性の指は細いので「8mmでは大きすぎる。6mm程度が妥当なのではないか」との意見もあります。しかしこのような金型にすると、実際の作業は大変に使いづらい金型となります。安全金型の考えを取り入れながらの自動化型が【図1】の構造でもあるのです。たたき型と呼ばれるものです。上型と下型がストリッパボルトでつなげられ、上型はリターンスプリングで持ち上げられています。リターンスプリングは、ストリッピング力+上型重量以上の強さが必要です。

 この構造にすると金型段取りも早くなりますし、パンチとダイの関係も安定します。抜きだけの製品には適しています。注意点は、上型をプレス機械のスライドで押す(たたく)ようになりますが、スライドはストローク長さ動きますから、この部分で手を挟まないように蛇腹等での保護が必要です。

【図1】安全金型(たたき型)



Mold EX-Press【モールド・エキスプレス】

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