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プレス金型講座
掲載日:2008年05月23日
第358回 プレス機械の周辺機器 その19:シュート
成形加工でのトリミングのスクラップやカットオフ形式の順送加工では、ダイプレート上に残る製品の回収方法として、シュート(【図1】)はよく使われます。シュート上をうまく材料が滑ることを期待しますが、面積の大きなものでは油等の影響もあり、シュート上に張り付いてしまい、回収がうまくいかないことがあります。

その対策としては接触面積を小さくすることが思いつきます。【図2】は細い丸棒を取り付けて抵抗を減らそうとするものです。丸棒がガイドの役目を果たして一定方向に滑り落ちます。 丸棒の取り付けには溶接を使うことが多いのですが、面倒なこともあり、その対策は【図3】に示すように、板材の面に小さなエンボスを作り、接触面積を小さくしてシュート上の滑りを改善しようとする方法です。エンボス加工された材料が市販されています。

接触面積を小さくするだけでは改善できない場合もあります。そのようなときの方法が【図4】の方法です。ルーバリング加工でエンボスを作るように板材の面に加工します。ルーバリングの開口部は製品の落下方向に向けます。ルーバリングの高さでエンボスと同じ効果を期待し、開口部からエアーを流します。シュート上の材料はエアーの流れに乗り移動するようになり、軽量な製品でもうまく処理ができるようになります。 通常のシュートでも、プレス機械の動きを利用して振動を与える方法もあります。


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