エンジニアのための技術講座

プレス金型講座

掲載日:2008年09月19日

カテゴリ : 金型設計

第374回 パンチとダイの関係を直接作る

 通常の金型でのパンチとダイの関係を保つための工夫の概要を示したものが【図1】です。

【図1】通常のパンチ、ダイの合わせ

 パンチとダイは上型と下型に分かれて配置されますから、クリアランスを合わせるには、何らかのガイドが必要です。その役割は通常の金型では、ダイセットのガイドやインナーガイドが担っています。いくつかの部品の関係を通じて、クリアランスが保たれていることとなります。個々の部品精度を高め、組立方法も工夫して精度を保つようにします。

 側方力のかかるパンチではヒールを付け側方力対策をします。ヒールが先行してダイに入ることで、側方力が働いてもパンチをヒールでバックアップするわけです。この考え方でパンチとダイの関係を考えたものが【図2】です。

【図2】パンチダイの直接ガイド

 ヒール部分がダイのガイド穴に入ることで、パンチとダイの関係を保ちます。ヒール形状が四角であればねじれも防ぐことができ、パンチとダイの関係を他の部品に頼ることなく保つことができます。最近ではワイヤーカット放電加工機による金型加工が主流となり、精度も向上しています。このような工夫で精度の高いパンチダイの関係を保つことができます。



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